東京・赤坂の中心にそびえるランドマーク的存在、青山パークタワー。ビジネス街と住宅エリアが共存する利便性の高い立地にあり、洗練されたデザインと高級感あふれる設備で多くの入居希望者から支持を集めています。
一方で、ネット上では「過去に事故があった」「実は事故物件ではないか」といった真偽不明の噂を目にすることもあります。
本記事では、プルデンシャルタワーレジデンスが事故物件なのかどうかを、最新の情報をもとに徹底解説します。
さらに、申し込み時に注意すべきポイントや、初期費用を少しでも安く抑える方法についても、業界経験者の視点から詳しくご紹介します。
賃貸の申し込み時にチェックすべきポイントは？
部屋を借りる際、確認すべきポイントはいくつもありますが、特に重要なのは次の3つです。
・事故物件ではないか
・審査が通るのか
・初期費用でぼったくられていないか
これを知らずに契約してしまうと、後から入居者の責任を拭えずトラブルになる可能性があります。
①事故物件ではないか
事故物件とは、過去に事件・事故・自殺・孤独死など心理的瑕疵（かし）がある物件を指します。このような情報がある場合、不動産会社には「宅地建物取引業法」に基づき告知義務があります。
ただし、「どこまでを告知するか」は法律上あいまいな部分もあり、「告知義務の対象期間」や「程度」によって扱いが変わるのが実情です。
例えば、孤独死であっても自然死や老衰の場合は、一定期間経過後は告知不要とされるケースがあります。また、「同一建物内の別の部屋で起きた事件」は、告知義務が及ばない場合もあります。
したがって、「事故物件かどうかを完全に断定できるのは、現時点での募集情報と仲介会社の回答のみ」です。
②審査が通るのか
人気物件は競争が激しく、入居審査のハードルも自然と高くなります。特に青山パークタワーのような高級レジデンスでは、「年収」「勤務先の安定性」「勤続年数」「職業」が重視される傾向にあります。
しかし、これはあくまで「貸主」や「保証会社の基準」によるものです。つまり、同じ人でも仲介会社にどう伝えてもらうかによって審査の結果が変わることがあります。
③初期費用でぼったくられていないか
意外と見落とされがちなのが「初期費用の内訳」です。多くの方が「仲介手数料0円なら最安だろう」と思いがちですが、実際にはそうとは限りません。例えば・・・
- 鍵交換代が相場より高めに設定されている
- 室内消毒費や安心サポートが必須加入になっている
- 火災保険や保証会社の料金が割高になっている
これらは管理会社が指定しているため、仲介会社側では外せない固定費となっていることも多いのが実情です。そのため、「仲介手数料0円」や「フリーレント付き」という宣伝だけで判断してしまうと、結果的に他社よりも高い総額になる可能性があります。
では、どうすれば本当に最安で契約できるのか。答えは、キャッシュバック制度を活用することです。物件によって仲介手数料を0円にできたりキャッシュバックができないこともあるので、まずは仲介会社へ確認してみましょう。
初期費用は物件によって10万円以上差が出ることも珍しくありません。だからこそ、複数の見積もりを比較して「総額」で判断することが重要です。
青山パークタワーを事故物件か調べる方法は？
事故物件かどうかを確認するには、これから紹介する2つの方法が有効です。どちらも一長一短があるため、両方確認することで信頼度が上がります。
仲介会社に告示事項があるか問い合わせる
まずは、募集している仲介会社に直接「この部屋、告知事項ありますか？」と尋ねましょう。これはもっとも基本的で確実な確認方法です。
ただし注意点として、仲介会社が把握できるのは「現在募集している部屋」「直前の入居者」までです。それ以前に何かあったとしても、管理会社から仲介会社へ情報が引き継がれていないケースもあります。
とはいえ、万が一過去に事件や自殺があった場合は、宅建業法に基づいて必ず開示する義務があります。つまり、「現時点で告知がない＝事故物件としての扱いはない」と判断できます。
大島てるを見て事故履歴を確認する
次に有名なのが、「大島てる」という事故物件情報サイトです。地図上に「炎のマーク」で事件・事故の発生場所が表示され、全国の事故物件を確認できます。
ただし、大島てるの情報は一般ユーザーによる投稿ベースです。中には誤情報やいたずら投稿も混ざっているため、公式な裏付けがない投稿は参考程度に留めるのが賢明です。
とはいえ、全国的に知名度が高く、目安としてチェックするには非常に便利です。もし投稿がなければ、心理的にも安心できる要素のひとつになります。
青山パークタワーは事故物件なの？
青山パークタワーは事故物件なのでしょうか？
2025年10月地点での情報をまとめました。（事故物件ドットコム調べ）
告知事項の有無
2025年10月現在、青山パークタワーの募集住戸には、「告知事項あり」と記載されているものは確認されていません。
つまり、現時点では事故物件ではないと断言できます。宅建業法上、心理的瑕疵がある場合は必ず表示義務があるため、表記がない＝安心できる物件です。
大島てるの情報
「大島てる」で住所やマンション名を検索したところ、該当する炎マーク（事故履歴）は登録されていません。事件・自殺・火災などの投稿履歴もなく、これまで事故物件として扱われた経緯は確認できません。
したがって、現時点での客観的な情報から判断すると、青山パークタワーは事故物件ではないといえます。
その初期費用は本当に最安ですか？
ここまでで「青山パークタワーは事故物件ではない」とわかりました。ただ、実際に申し込みを進める際は、もう一つ大切な確認があります。
それは「いま募集している部屋の最新情報と初期費用の妥当性」です。事故物件の情報は時期によって変わることがあり、また初期費用も仲介会社によって5〜10万円以上の差が出ることがあります。
仲介手数料が無料でも、管理会社指定の「室内消毒費」「安心サポート」などは外せないことが多く、結果的に他社より高くなるケースも珍しくありません。
弊社では、同じ物件でもキャッシュバック（現金・商品券）で実質的に最安にできるプランをご案内しています。
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